シーズン2を間近にして今さらハマってしまった。応募女性のほとんどがタレントだとか、台本ありきのヤラセだとか、そんなことはこの際どうでもいい。
まあ、確かにバチェラーの久保裕丈さんのセリフが芝居じみていた気もするけれど、めちゃめちゃおもしろかったので絶賛したい。
女は男が思っている以上に計算高いのか?
ターゲットの気を引くという作業において、女性は男性よりも制約に縛られている。
男性なら評価される積極性は「はしたない」と責められ、男性なら評価される戦略性は「計算高い」と罵られ、男性なら評価される経験は「遊んでいそう」とささやかれる。
アヒル口も、ボディタッチも、人目をはばからず流す涙も、手元にある武器を工夫を凝らして使っているだけなのに、あざといなどと叩かれてしまう。
なんてハードな戦いなんだ。
「久保さんの思っている以上に女の子って計算高いし性格悪い」
ファイナリストに選ばれた森田紗英さんが印象的な言葉を放っているが、そうだろうか?
悪いの評価基準は知らないが、積極性が歓迎されないフィールドで戦う以上、知略をめぐらすのは当たり前だし、むしろ評価に値すべきじゃないだろうか。ビジネスなら賞賛されるプロセスが、どうして恋愛というフィールドに移るとこうもマイナス評価を浴びるのか。「相手を幸せにしたい」という目標・目的はどちらも同じなのに。
女は「思っている以上に」計算高いんじゃない。「思ったとおり」計算高いのである。女性をそうさせているのは、「女性たるもの清楚であれ」というイメージに固執する男共にも一因がある。
しかし久保さんは、女性が裏では違う顔を見せていることを良しとする発言をSP版でしている。
「それだけ僕のことを想ってくれているんだと受け取る」
みたいなスタンスを述べていたが、賛成だ。別にぶりっ子くらいええやん、と思う。しかしだからこそ、花嫁候補には森田さんを選んでほしかった。
あんなに頑張っていたのに! ライバルから見下されるようが安牌扱いされようが袋叩きにされようが、挫けることなく愛情表現をし続けていたのに!
まだ大学生だった蒼川愛さんを選んだ時点で、あーだこーだ言っといて結局顔かい!という印象しか残らなかった。視聴者の多くもそう思ったのではないだろうか。
そうして思い返してみると、実は森田さんも顔面で選んだんじゃ?という疑念が沸いてくる。ほとんどデートに誘われていないのにもかかわらず、ポンポンと勝ち進んだからだ。蒼川さんが抜きん出て可愛いだけで、彼女だって相当な美人だし、はじめからポイントが高かったと推測できる。
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またまた思い返してみると、セミファイナルで惜敗した古賀あかねさんもめちゃめちゃ可愛い。
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久保さん自身も発言していたが、「合わねーな」と思いつつ彼女にローズを渡し続けた理由を勘ぐってしまう。
25名中5指に入る美女(個人感覚)、蒼川さん、森田さん、古賀さん。なおかつ3人とも20代前半。久保さんは、あれこれ能書きをたれながらも求めていたのは若さと外見だけだったと断言したい。
以上、蒼川さんの勝利がちょっと順当すぎたため、シーズン2では期待を裏切られるような展開を期待する。