【アニメ ゴールデンカムイ第4期25話 樺太へ】橋本ネタは読者層に合致しているらしく安心・好感

【アニメ ゴールデンカムイ第4期25話 樺太へ】橋本ネタは読者層に合致しているらしく安心・好感

Netflixで『ゴールデンカムイ』のシーズン3(TV第4期)が配信していると知り、胸の高鳴りを押さえながら鑑賞。原作を読んでいるのでこの後の展開は知っているが、細かな経緯は忘れているところが多いし、アニメの完成度が高すぎるので別物として楽しめる稀有な作品のひとつだ。

【ゴールデンカムイ第4期25話樺太へ】橋本真也ネタは読者層に合致しているらしく安心・好感

物語は、杉本ら一行がアシリパを追って樺太へ到達するところから始まる。メンバーは谷垣源次郎、月島軍曹、それに鯉登少佐だ。後にチカパシ少年と狩猟犬リュウ(かわいい)とも合流。

鯉登は一時的に仲間ではあるが杉本を嫌っており、付着すると洗い落とせないらしいワインを迷いなく杉本にぶっかけたりと、微笑ましい挑発をするのがよい。

小さな悪魔・クズリとの戦い

クズリは北アメリカ大陸の北部やロシア、北欧といった寒い地域に生息しているイタチの仲間だ。別名「クロアナグマ」、漢字では「屈狸」と書くが、イタチの一種なのでかわいらしい見た目をしている。

ところが性格は超がつくほど獰猛で、目的があればクマやオオカミといった格上相手にも勝負を挑む。さすがに勝てはしないものの、あまりのファイティングスピリットに相手が折れて逃げることが多いらしい。

クマが相手なら楽々と勝利できる杉本らも、クズリには相当手こずる。杉本の射撃はかわされ、油断した鯉登は背中を負傷した。間一髪のところで旅先で出会った少女の犬ぞりに助けられるも、屈強な男4名を乗せるには重量オーバーなので谷垣が蹴り落とされる。後ろからクズリが追ってきているのにとんでもないことをするものだが、これは彼らが谷垣の生命力を買っているからこそできるじゃれ合いの一種でろう。

何かと好戦的な日本人 VS ロシア人

アシリパの決定的な情報が見つからないためか、杉本は終始イライラしており、聞き込み先などで横柄な態度を取る。バーでの聞き込みの際には、酔っぱらいの客が先に絡んできたとはいえ、いきなり殴り倒してしまった。

殴られた男は、杉本のせいで「スチェンカ」という格闘技の賭け事に出場できなくなったため、犬ぞりの犬を盗んで復讐。返してほしかったら俺の代わりにスチェンカに出ろと脅すが、そんなものが通用する連中ではない。

杉本「店ごとぶっ潰して宗谷海峡に浮かべるぞこの野郎。伝えろ、月島軍曹」

鯉登「すぐに返さんとそのパヤパヤ頭を三枚下ろしにして犬の餌にすると通訳しろ、月島軍曹」

暴力という一点で最高に息の合った名コンビである。

しかし、入れ墨の男がスチェンカを仕切っていることが分かり一転、出場することに決めた。本来は杉本1人でよかったが、「日本人ではロシア人に勝てない」という挑発で、押さえ役のはずの谷垣と月島軍曹までがやんのかコラ状態になってしまう。

「日露戦争を忘れたのか?」と、ロシア人に言ったら確実に喧嘩になる暴言をさらっと吐ける彼らの屈強さに惚れ惚れする。

時は来た、それだけだ

これは1990年2月、新日本プロレス東京ドーム大会で、故・橋本真也がアントニオ猪木&坂口征二組と対戦する前のインタビューで口走ったセリフである。タッグパートナーの蝶野正洋が「なんだ今の…」と笑いをこらえきれない様子が映ってしまっており、プロレス界指折りの迷シーンだといえる。

スチェンカを前に杉本らが対戦前の意気込みを語るシーンがあるが、演出の仕方がK-1あるいはRIZIN風だったので、谷垣による橋本ネタには不意をつかれまくった。声優の細谷佳正氏が若干橋本に寄せにいっているのもツボである。

これが橋本真也の迷ゼリフであると理解している層がどれくらいいるのか、ゴールデンカムイの読者層をググってみたところ、30代~40代が最も多いと知った。大方の人間がきょとーんとしているのかと思ったが、私のように大爆笑している人も多いのだと思うとうれしい。橋本・蝶野組と猪木・坂口組の試合を共に酒でも飲みながら観戦したいくらいである。

ちなみに、猪木は同じインタビューで、「負け」をほのめかした佐々木正洋アナウンサーにビンタをかましてむち打ち症を負わせるという、杉本のような行動をしている。

第26話も楽しみだ。

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